「孤島の家」反省会

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ブログプレイ「孤島の家」のための反省会エントリーです。次の手順で進めることとします。

  1. ゲームマスター(鏡)が、マスタリングの良かった点、悪かった点について語る。
  2. プレイヤー各位から、マスタリングの良かった点、悪かった点について意見を募る。
  3. あるプレイヤーが、自分のプレイングの良かった点、悪かった点について語る。
  4. 他の参加者から、そのプレイヤーのプレイングの良かった点、悪かった点について意見を募る。
  5. 3を書き込むプレイヤーがいなくなったら、反省会終了。

プレイヤー各位には、この反省会に参加されても、されなくても良いこととします。上記3を書き込むか否かは各プレイヤーの自由であり、書き込まないプレイヤーについては4も行われないこととします。

何らかの事情により中途で参加を中断されたプレイヤーでも、この反省会には参加されて結構です。少なくともマスタリングについては、どのような意見でも今後の参考とさせていただきたいので。

まずは近日中に上記1を書き込みますので、しばしお待ち願います。悪かった点は多く、すべて書ききれないかも知れません(^^;)。また、それらの改善法もここでは略し、別途記そうかと考えております。

プレイヤー各位のご参加と、忌憚ないご意見をお待ちしております。

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コメント(10)

ちょっとコンピューターにトラブルがあって、予定より遅れました(_ _)。

反省会の第1段階として、ゲームマスターとしての自己反省点を記します。まず、良かった点。

  1. 第一に、プレイヤー各位のお力添えで、何はともあれ最後までプレイできたことです。特にこのような新しい試みではあらゆる局面を試して、失敗するところは失敗しておかないと、改善できませんので。
  2. 第二に、この形式でのオンラインプレイは、参加の便が良い、ということです。私のように休日が不定期で、まとまった時間がなかなか確保できなくても、無理なく遊べました。
  3. 第三に、マスタリングについて。瞬時に対応しなくてよいなら、アドリブは幾らでも利くものだ、と実感しました。キャラクターの行動に驚いてから、シナリオやルールブックを読み直し、資料に当たり、風呂の中でよくよく考えてから書き込んで良いので。

次に、悪かった点。多いですよ。

  1. 第一に、とにかく時間が掛かり過ぎました。当初の「三ヶ月程度かな」という見通しの甘過ぎたこと、その三倍掛かりました。参加者各位には、この長さだけでもストレスになっただろう、と申し訳なく思っています。何より解決したい問題点です。
  2. 第二に、ルールシステムの問題。ルールブック通りの「%」を活かそうと思ったわけですが、3桁の数字処理は面倒極まるものでした。数値の記録だけでも大変でしたし、判定ポイントの持越にバグがあることも分かりましたから、全面的に改めねばなりません。
  3. 第三に、シナリオの選考について。今回はあえてChaosiumの公式(少なくとも公認)シナリオを使用しましたが、うまく動かなかったようです。特に、情報の出し方が停滞の原因となった件は、重要な反省点です。
  4. 第四に、シナリオの運用について。いわゆる「時系列」の形式をとりましたが、これもうまくいきませんでした。「少しずつ進む」シナリオは、不定期参加では進行を格段に遅くするため、不向きなようです。
  5. 第五に、状況描写について。時間に余裕があるものですから、つい説明に拘ってしまった感があります。文章量が多いなど、かえって分かり難いところがあったかも知れません。
  6. 第六に、プレイヤーの管理について。中途でもご指摘いただきましたが、「PCの単独行動」や「PC間での争い」など、どこまで認めるのか、明確にしておりませんでした。私自身は「禁じなければ許可」という発想ですが、「勧めなければ不許可」という立場にも配慮すべきでした。
  7. 第七に、プレイヤーの不在について。何らかの事情で中途でプレイヤーの一部が参加できなくなった場合の対応について、考えておりませんでした。今回ほどでなくても長期に亘るプレイでは、考えておくべきでしょう。

以上です。ここでは具体的な改善案については述べません。

次いで第二段階としてプレイヤー各位から、上記についてのご意見や、上記以外に気づかれた「良かった点」「悪かった点」などをご指摘いただきたいと思います。よろしくお願いします。

 何を言ったら良いのかよく分からないので、とりあえず、ルーラーの自己評価に対するコメントという形式で。

 まずは、良い点について。

> 1.
 まずは、お疲れ様でしたw

> 2.
 過去、掲示板セッション、チャットセッション、PBeMなど、色々な形式のオンラインセッションを企画したり、参加して来ましたが、参加の便という意味では、このやり方が、僕にとっては一番楽で、面白かったです。
 まぁ、ブログセッションだから、参加の便が良かったとゆーよりは、ルーラーのスタンスとゆーか、セッションの体裁が良かった、とゆーべきかも知れません。

> 3.
 ファビオの、訳の分からん行動に付き合っていただいて、ありがとうございましたw

 悪い点に関しては、また後日……。

>組織、デルタグリーン

今まで行われていたから、ってのと、今回このような場所で公開的に行われるのでは、大きく意味合いは異なると思います。

ただ、GMが受ける気がない、ってのであればそれはそれでいいです。

> 1.
 お疲れ様でした。

> 2.
 掲示板セッション、メッセージセッション、PBeMを、かなりGMとして参加し、PLとしてはごく僅かに参加してました。その経験から言いますと、「特に世界初の試み」ではないと思います。ごく普通の掲示板セッションです。

ただ、今回利用したルールシステムは、D100システムにおいては、面白い可能性を秘めていると思います。まだいくつか改良点があるとは思いますが。

> 3.
 マリクは基本的に戦闘PCで、ショットガンで攻撃するところだけPL的にノリノリで参加したのは申し訳ありませんでした。

感想については以下です。

「何をやってもいい、何をやっても対応します」というのは、GMの逃げだな、と思います。要するに展開を全部PLに放り投げるわけですから。情報量の少ない情況でそれをされて逃げ出さないPLはなかなかいないでしょう。特にこのような掲示板セッションでは。逃げるのは凄く簡単なのです。リアルであれば喧々諤々話合うとは思いますけれど。

正直エドガーがああして行動してくれなかったら、マリクは脱落してました。さもなくば破滅的に暴走するか。「何をやってもいい」ってんじゃなくて「謎を解くために行動するのは何をやってもいい」ってぐらいの縛りは必要です。

あの言い方だとそれこそ「家族皆殺しにして島を阿鼻叫喚の地獄絵図にする」ってのでも「何でもいい」の中に入ります。と自分には理解できました。最悪マリクはそうする可能性も想定してました。エドガーが替わりにもっと上手くやってくれましたが。

また、掲示板セッションという「長期間モチベーションを維持しなくてはならない」セッションでは、恐らくGMの対応は、あまり良いものではなかったかもしれない、と思います。要するに魅力的なNPCを登場させても引き、謎の提示、PCを活躍させやすい情況、PLのモチベーションを維持しやすい情況の構築には失敗していると思います(これはGMのスタイルにもよるのですが)。

以上です。ともあれお疲れ様でした。

 さて、次に悪かった点、とゆーと、何か、エラそうなので、ルーラー様のお話に、コメントするような形でと、気になった点を。

> 1.
 まず、時間についてですが、僕は、全くストレスを感じませんでした。まぁ、スタンスが違うものなので、一概には言えませんが、僕がやった事のある掲示板セッションとかは、一ヶ月に一回くらいのペースで動くものだったので、レスの早い今回のセッションは楽しかったです。
 気になった点としては、序盤の島での生活は、NPCの性格を見せながら、もっとのんびりとしたペースでやるものだと思っていたので、事件があっという間に始まったので、びっくりしました。

> 2.
 システムとしては、ポイントの持ち越し(バグがあったという話ですが)と、回想判定など、野心的な試みがあって、面白かったです。回想判定は、もっと多用しても良かったですね。シナリオのテンポを崩さない為には、回想判定をアテにして、情報収集なんかは早めに切り上げても良かったのかも知れません。
 気になった点としては、終盤の戦闘であったような状況になると、失敗をしないという状態をある程度楽に作り出せてしまうので、緊張感が無くなるかなぁ、という辺りでしょうか。まぁ、このシステムを踏まえた上でのシナリオでは無かった訳ですし、次に期待しますw

> 3.
 シナリオの選考についてですが、あ、さっき言ってしまいましたね。次は、システムを踏まえた上で、展開を早くしたりして、シーンを短く切って、回想判定なんかを多用しなくてはならないようなシナリオがやってみたいですねぇw
 さて、ルーラー様が問題にされている情報の出し方ですが、あんなもんじゃないですかねぇ。ファビオは、動き続けていたキャラクターだったので、僕は、ストレスにはなりませんでしたw

> 4.
 時系列が、今回のシステムの運営上、不向きという事ですが、この判断は、ちょっと早い気がします。
 むしろ問題は、シナリオの長さ(長さというか、長さの感じさせ方というか)にあると思うので、もっと短いシナリオで実験を重ねてみてはいかがでしょうか?

> 5.
 状況描写は、説明に偏るのも、文章量の多さも、特に気にならなかったです。塔のシーンでの、位置関係の時は、ちょっとごちゃになっちゃったので聞きましたが、分からなければ聞けばいいんじゃないですかねぇ。
 表情も見えない掲示板セッションで、参加者全員が理解して、納得するような描写は難しいですよw

> 6.
 単独行動は、ごめんなさい(*_ _)人ゴメンナサイ
 暇だったので、動いちゃいました。いや、暇だと思ったので、動いちゃいました。前述のように、僕は、前半の島での日常が、もっとのんびりと進むものだと思っていたので、小さな事件を起こすのも面白いかなぁ、くらいのつもりでした。ごめんなさい。
 まぁ、出来れば、PCの行動には、PCとして反応して欲しかったですかねぇw

> 7.
 いやぁ、キャンペーンの途中で、プレイヤーがいなくなったりするのは、オフラインセッションでもよくある事なので、気にしないで、今回くらいでいいんじゃないでしょうか?
 ただ、今回は、マリクが残ってくれたから戦闘になりましたが、これで、ファビオと教授とかだったら、あっという間に全滅でしたよ。そういう意味では、何か考えておく必要はあるかも知れませんねぇw

 思い付きで、ダラダラと書いてしまいました。意味が分からなかったり、日本語になっていない部分がありましたら、ごめんなさい。
 気になる点がありましたら、突っ込んでくださいw

 では、お疲れ様でした~(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

>まさとさん、石頭さん

マスタリングについてのご意見、有難うございます。

反省会の目的は、自分とは異なる考えを互いに教え合い、自らの改善の糧とすることにあります。私も、いただいたご意見を今後の活動に活かすことで、せめてもの恩返しといたしたく思います。

ここでは反省だけで、どのように改善していくかは語りませんが、一点だけ。

> 「家族皆殺しにして島を阿鼻叫喚の地獄絵図にする」って
> のでも「何でもいい」の中に入ります。

プレイヤーはPCにそれをさせることができましたし、私はそれで構わないと考えております。石頭さんがその可能性を匂わせた折には、その場合の展開(の可能性)を考え、それはそれで面白そうだ、とも思っておりました。

今回の「縛り」は「クトゥルフ神話と闘う探索者をPCにやらせる」ことで、そのためには「何をやってもいい」のであって、それで十分だろうと私は考えていました。上手くいかなかったようなので、今後は再考が必要ですが。

>プレイヤー各位

さて、第3段階に移りましょう。プレイヤーのどなたでも、自分のプレイングの「良かった点」と「悪かった点」を書いてください。特に思いつかないけれど、他からの意見は訊きたい方は「無かった」だけで結構です。

 えーと、特に無いです。

 あ、一つあった。最後の戦闘、魔法使いとガチで勝負した自分を誉めてあげたい。通常のセッションじゃ、絶対、やらないヾ(- -;)

>場合の展開(の可能性)を考え、それはそれで面白そうだ、とも思っておりました。

申し訳ないですが、恐らく今の鏡さんのスキルでは、対応不可能だと思います。論考に今出ている鏡さんの論考の混乱と慌てっぷり(としか読めません)では。

終わった後で論考側で

・「自由度」と「自由」とは別物
・自由があること、許されること

とか書くのはどうにも。

こういうことは終わってからではなく、始まる前に言ってください。それだけではなく、今回のセッションの進行を、リアルタイムで論考のネタにするのは止めてください。正直PLとしては萎えます。GMは、特にこのような長丁場のセッションで愚痴を言う、あるいは論考のネタにするのは止めてください。それらは終わった後にしてください。それらの行動はPLのモチベーションを著しく下げます。

今後(やるとすれば)絶対に気をつけてください。いや、それらは私にとって必要不可欠である、というのであれば、そのような点を参加PLにあらかじめ許可をもらってから行ってください。セッション進行をネタにして論考を書きます、という。

>良い点悪い点

特にないです。それなりにがんばったとは思います。

以上です。どうもお疲れ様でした。

では、私の方から。

>まさとさん

ファビオの行動の積極性は、大変良かったと思います。単独行動は、クトゥルフ神話TRPGのルール上は危険なのでお勧めできません(例えば塔で石を傷つけようとしていたら…)が、探索のためには時に必要ですから。

悪かったということはありませんが、プレイヤー間での了解がこじれたのは残念でした。やはり他のキャラクターとの関係が薄かったせいかも知れません。

>石頭さん

キャラクターの演出では渋い表情が出ていて、素晴らしかったと思います。また、クライマックスでのキビキビした動きも、さすが熟練した手腕と感心しました。

「ゲームプレイかくあるべし」という期待が先行したのか、途中でお説教を始められたことはあまり感心できません。ゲームマスターや他のプレイヤーに過失があったとしても、プレイと並行して説かれるのもいかがなものかと。

なお、先の書込についてですが。

「自由」に関する論考は、こちらでのプレイを受けて書いているわけではありません。そもそも、それらの論考を読んでプレイしろ、なんて言ってないでしょ(^_^;)。誤解でストレスを感じられたのは、残念なことです。

> 今の鏡さんのスキルでは、対応不可能

はい、そうかも知れませんね。やってみないと分かりませんが。というか、「対応不可能」な人間がいるほど高尚な真似をやる気もありませんが。

>プレイヤー各位

プレイヤー間で指摘するところが特になければ、これで反省会を終了とします。

長い間お付き合いいただきました各位に、心から感謝申し上げます。真に有難うございました。

>鏡さん

結局、反省会、反省会、って言ってもですね、結局こんな感じになりますよ。どーしてもね。リアルでやっても問題を孕むようなミーティングをネットでやれば更に面倒になりますよ。間違いなく。

鏡さんのやりたかった「反省会」って結局こんなグダグダな代物なんですか?

まさとさんはともかく、自分のようなアレな人間が物言いをつければ、こんな感じに捩れますよ。リアルであれば恐らく私はここまではいいませんが、ネットであれば、ここまでいいます。下手すればこれ以上です。

そうだとすれば、残念です。もうちょっと「反省会」ってのは考慮した方がいいと思いますよ。ネーミングから気をつけた方がいいと思いますね。響きがねw体育会かとwそのつもりはなくても、「反省会」って言われて引かない人は、なかなかいないようにも自分には思えてしまいます。

実績として「4人中2人は脱落、更にその2名の内1名は途中で悲鳴を上げた」のが今回のPL側からの「感想」です。

ちなみに

>途中でお説教を始められたこと

説教って何処ですか?自分かなり説教なんぞしないように努力したんですが。本気で説教なんて始めたらこんなもんじゃ済みませんよ。わかっているかもしれませんが。

エドガ―PLに言ったのは説教ですか?GMに対して説教でしょうか?もしそうならこの10倍は言いたくてたまらなかったんですが、何とか留めたんですが。

でまぁ、「反省会」ってのも終わりで、ここまでさんざ貶すだけなのもなんなので、最後に誉めてみます。

**

>プラス発想の感想

かなり興味深い試みでした。その点では大変評価できると思います。この試みによって、TRPGのブログスフィア(というものがあれば)、クトゥルフTRPGの活性化に貢献したと思います。

GMの手腕も、平均以上ではあると思います。ただ、このような普通に行われるメッセージセッションを「世界初の試み」と考えるような事前調査の足りなさが後々の展開にまで影響を及ぼしたことは否めません。リアルでやれば、このような問題は発生しなかったと思います。

それを差し引いても、今回行われたセッションで使用されたルールシステムは個人的には大変興味深いものです。回想判定と成長ルールを更に改良すれば、ベーシックロールプレイングシステム用のメッセージセッションシステムとして、恐らくかなり実用性の高いものになると思います。

つまり他として、RQや放課後怪奇クラブなどにも使用可能な、クトゥルフTRPGはかなり現代世界をTRPGとしてあそぶには非常に適したTRPGですが、その魅力を利用したメッセージセッションとしては成功すると思います。

シナリオ展開についても、非常にオーソドックスな展開で、言い方によって安心できるものです。事前のPL同士の調整ミス(極論すれば、これはPL側のミスです)により非常に展開が間延びしましたが、GMに特に問題点はありません。言い方にもよりますが。別の基準を適用するのであれば、今回鏡GMに特に問題点はありません。非常にシナリオをオーソドックスに適用し、問題なく過不足なく進行させました。その点では敬意を表します。非常に上手くやったのではないかと。

今回のかなりの部分は、結局つまりPL側に帰結します。見方にもよりますが。

次回もしやられるのであれば、既に判明している点を鑑み、改良を重ねれば、成功する可能性は高くなり、PL側も満足するのではないか、と思います。

以上です。ご苦労様でした。

追記です。

「べ、べつにつまらなかった、ってわけじゃないんだからねっ」

**
>鏡さん

あとですね、提案しておきますと、この試みは、可能であれば、続行した方がいいです。このような試みが行われていること自体が、クトゥルフTRPGへの刺激となりますし、TRPGの可能性を開くものです。

現在鏡GMがどのような心境にあるのかわかりませんが、この試みは、途中で停止しなかった、という意味では「試み」としては成功しています。恐らく予想以上の結果をもたらしていると思います。その点では自負していいのではないか、と思います。

自分も、もし次回があるのでれば、そしてGMが許可するのであれば、また参加したい、と思います。マリクではないかもしれませんが。

以上です。ともあれお疲れ様でした。

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この記事について

このページは、が2007年10月26日 00:07に書いた記事です。

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