ファビオ・デ・フランツァは、東の山を手始めに、島を一周してみることにしました。
夜明け前に家を出発、東にそびえる山へと向かう道は無いようですが、麓まで続く草地に歩き難いところはありません。ところどころ見える山肌は人を拒絶するかのようでしたが、実際には樹木の陰にしっかりした足場があり、登り易くなっていました(登攀技能判定は不要)。登るにつれ、徐々に周囲が明るくなってきます。
頂上まで登ると、そこには海と朝日が見えるはずでしたが…。その光景を阻むように、円筒形の建築物が目の前に現れました。3mほどの高さで上層が崩れて無くなっているのと、背の高い木で囲まれていたため、下からは見えなかったようです。直径は10mほどでしょうか、この石造りの塔が建ったのがかなり昔であることは、そこかしこに生した苔からも窺い知れます。
塔の周囲を巡ると、その東側は切立った崖になっており、遠く水平線に顔を出した太陽をようやく見ることができました。塔には、重厚な扉で塞がれた入口が北側に着いている他に窓などは無いようです。
山を降り、北の森へ向かいますか?散策を取りやめて、ここで午前を過ごすこともできます。
おっと。
これは、意外なモノがw
とりあえず、プレイヤーとしては、他の方の動向を伺いましょう。
ファビオは、口を「は?」の形にしたまま、暫く、フリーズしてますw
あはははははw
すみません、マリクは寝ていると思いますwあるいは部屋で事務処理でしょうか。呼ばれれば出てきますが。
PLとしては、突っ走っていただけると楽しいですw
>石頭さん (マリク)
自室待機ですね。午前の場面に登場しなければ、午後には3減ったままのMPが回復します。(エドガーにも同じことが言えます。)
>まさとさん (ファビオ)
より多くの情報を得るには、一場面(と然るべき技能判定)をかけねばなりません。これは他の場所についても言えることです。
ウォレンやエドガーの行動がどうなるか迷うところでしょうが、ご自身の判断でどんどん進めて、後は他のプレイヤーに任すのも宜しいでしょう。
うーむ。では、とりあえず、塔の扉が開くかどうか確認してみましょう。鍵がかかっているか、錆びていて開かないようであれば、島の探索を続けましょうw
>まさとさん (ファビオ)
鉄で補強された木の扉は朝露に湿り、重そうなものでしたが、力を入れると案外容易に開きました。しかしその中は、高い天井から光が差しているものの、朝日に照らされた外からは暗くてよく見えません。床には土や木の葉が厚く積み重なっていることと、中央に何か大きな塊のようなものが置いてあることが、辛うじて分かるのみです。
中に入って目が慣れるまで待つなら、「目星」等の視覚的判定を行うことができますが、他を廻る時間は無くなります。(午後を散策に費やすことは可能)
入らずに先に進むなら、散策を続けられます。
開いちゃったw
ち、中央に、何か、大きな塊ですか……崩れ落ちた天井ってオチもありそうだけど、死んだかな、ファビオ、短い人生だったなぁヾ(- -;)
死んじゃったら、二人目のキャラクターでしょうか?
■ファビオ・デ・フランツァの行動
塔の古びた扉が開く偶然も、開いた後、その塔の中に踏み込む勇気も、三代続いた詐欺師の家系には有り得ないモノだったが、何故か、由緒正しいフランツァ家の末っ子は、暗がりに立って、目が慣れるのを待っていた。
とゆー訳で、ちょっと待ってみましょうw
>まさとさん (ファビオ)
「塔」の中に一歩踏み込むと、思いの他厚く積もっているらしい堆積物の中に足が沈みました。底に転がっている小石に足を取られ、少しバランスを崩しかけます。
静寂の中でしばらく待つと、目が暗がりに慣れてきます。堆積物がところどころ隆起した部屋の中央、そこに見えた「塊」は…どうやら大きな「岩」であることが分かります。高さは人の背丈ほど、幅は差し渡し2~3mくらいでしょうか。更に近寄って調べてみることもできますが、十分な強さの明かりが無ければ、分かることが限られるかも知れません。
あと、中に入る時に扉を閉めるか、開けたままにするかを決めてください。
不都合が無ければ、扉は開けたままで。
妙な緊張にかられたまま、ファビオは、岩に近づきます。うーん、技能、回避に少しはいれておけばよかったw
>まさとさん (ファビオ)
ファビオは岩に近づいていきました。足を堆積物に踏み入れる音のみが屋内に響き、従来の静寂を破っています。
戸口からの光に照らされたその岩は、表面は滑らかで、裂け目のようなものはなく、ひとつの自然石がそのまま大きくなったもののように見えます。形から推測して、地下から飛び出ているのではなく、床の上に置かれているものと思われます。弱い光の中、その表面に目に付く特徴は無いようです。
岩の種類などを判断するなら地質学技能判定が必要です。岩について、または部屋について目星技能判定などで入念な調査をすることも可能ですが、十分な照明が無ければ、成功度1分のペナルティを負うものとします(成功度2でひとつ、3でふたつの情報)。あと、岩に触れて調べるか否かも決めてください。
石そのものは、ぱっと見に、おかしな所が無ければ、興味を他の所に移し、塔の中身を探りに、うろうろしてみます。
>まさとさん (ファビオ)
塔の中は、今いる一室だけのようです。部屋の大きさからすると、石組の壁がかなり厚くできていることが分かります。
階段の類は見当たりませんが、重厚そうな木材で作られた天井の一角に落とし戸(Trapdoor)らしきものがあるので、昔は上り階段か梯子があったのかも知れません。その残骸があるならば堆積物の下か、その一部となっているのでしょう。もちろん見つかったとしても役に立つことは無いでしょうが。
判定なしに分かることはこれくらいです。お気づきでしょうが、DPを消費することは、注意と労力との集中を意味し、いざという時の危険が増します。緊張感のある場面ではその辺まで計算(または覚悟)の上で行動を決めてくださいませ。
天井への高さと、必要な梯子の長さを何となく頭に思い描きながら、外に出ましょう。明かりも無い、技能も無い、勇気も無いでは、これ以上、無理でしょう(^^ゞ
時間的には、どんなもんでしょうか?
もう一箇所くらい回れるようであれば、次の場所へ。
そう言えば、ファビオ、朝ごはんを食べてないので、少し遅れてもお昼は、食べたいのですが……w
>まさとさん (ファビオ)
梯子の件など、大体の見当をつけてからファビオは外に出ました。明るいところに出て、ようやく落ち着いた心地がします。(扉を閉めるか開けっ放しにするか決めてください)
意外と時間が経っているようですが、昼食に間に合うように戻るにしても、あと一箇所は巡ることができそうです。予定通り「北の森」に行くもよし、他の場所でも良いことにしましょう。
扉を閉めようとして、ふと手を止める。何か、目的がある建物なら、扉に何か手がかりがあるかも知れない。第一、ここなら暗がりで見にくい事も無い。
とゆー訳で、扉に、目星です。
> 扉に目星
目星55+DP0=55 成功度1。
気にしたい所は、どちらかというと、扉の内側なのですが、まぁ、成功度1では、大した事は分からないかなw
分かった事があったとしても、それについては深く考えないで、当初の予定通り、北の森へ向かう事にします。
>まさとさん (ファビオ)
長年風雨にさらされていたらしい扉は平坦ではありませんが、ファビオはそこに幾つもの傷がついていることに気付きます。それほど深くはありませんが、鋭い刃物で付けられたような跡は、扉の内側、特に取っ手周辺に多いようです。(欧米の習慣通り、扉は内開きですので、念のため)
ファビオは山を北方向に下っていきました。時折足場に窮することもあり、登ってきたコースに比べて苦労させられました。
森と言ってもそれほど奥深くはありませんが、一目で見通せない程度には木が密集しています。道らしきものは無く、木々の間を抜け、低木を越えて、小さな空き地から空き地へと辛うじて進むことができます。
技能判定によって何らかの情報が得られるかもしれません。
> 鋭い刃物で付けられたような
う、うーん、やはり、そういう事なのかなぁ(^^ゞ
> 北の森
探検も、冒険も、キャラでは無いので、山登りで疲れた体を休ませるように、鼻唄でも歌いながら、のんびり歩きます。
“Volevo un gatto nero nero nero~♪”
一応、目星w
> 一応に目星
「目星55+判定ポイント0で、成功度1」
>まさとさん (ファビオ)
まぁそのような呪文を唱えても黒猫は出てきませんが(^^)。
ファビオが空地から周りの木々を見回すと、随分と高いところの枝が何箇所も折れていることに気付きます。どれも地上から5~10mほどの辺り、結構太いところで折れているようで、ちょっと不自然な印象を受けました。
更に何か無いかと調べるなら、DPを追加消費してください。どちらにせよ、そろそろ昼飯時ですが。
> 塔の扉
そう言えば、閉じるのか、閉じないのか、と言われていて、答えてませんでした。とりあえず、内側のキズが気になるので、何度も確かめて、閉じる事にします。
> そろそろお昼
おお、そんな時間ですが。では、帰途に着きましょう。ちょっと考える時間が欲しくて、今回のお話は、皆には、何となく黙っています。
その辺りを含めて、戻った後の行動は、そちらの方で……。
あ、一応、帰る時、またこの場所に帰れるよう、道を覚えるように努力してみますw
>まさとさん (ファビオ)
確認を私も忘れてましたが、扉の件、了解しました(^^;)。
それほど広くも、複雑な地形でもないので、ナビゲート技能判定は不要とします。距離などは分かりませんが、移動には困らないでしょう。
ファビオ : 150DP → 50DP持越、75DP残留