この場面で、PCはメーン州沿岸の小島へ移動します。
各PCには100DP(+前場面からの持越DP)が与えられます。
朝6時、ホテルのロビーに集まった探索者たちとブリスビー一家は、テシェックに導かれて港へ徒歩で向かいました。
まず、荷物について。武器などを隠して持っていきたいならば、「隠す」判定を行ってください。成功度の値が隠せる総量を表します。ナイフや拳銃などの片手武器には1、刀剣やショットガンなどには2を費やすこととします(例 : 拳銃とショットガンを1丁ずつなら成功度3必要)。仕込杖は刀剣ですが成功度1で可、テシェックに明らかに分かるように運ぶなら判定は不要です(良い顔はしないでしょうが)。なお、バイクや自動車は持っていけません。ブラド・ブリスビーは自転車を持っていくようです。
高級なクルーザーの並ぶ港にあっても、カーヴァー家所有の船は立派で、ブラドは口笛を吹いて、両親にたしなめられます。操縦はテシェックが行うようです。天候は晴れながらも雲多し。風も少し強いようです。
テシェックの操縦は見事なものですが、長時間高い波に揺られるため、船酔いの恐れがあります。操縦(船舶)技能を持っていないキャラクターはCON×5+判定ポイントで100以上出さないと、船から下りるまで判定が一切できなくなります(普通の会話はできます)。ファビオの場合、50以上出せないと会話すらできなくなります。
3時間近い船旅の後、前方に見えた小さな島影に近づいていきました。見たところ周囲は数キロ、歩いても大してかからなさそうな小島は、弱い日差しを遮る雲のせいで、ところどころがはっきりと見通せません。島の右手(東)には小山、左手(西)にも丘があり、共に木々で覆われているため、実際には海岸線に沿って歩くには向かなさそうです。船は島の南端にある桟橋に入っていきます。「やれやれ腹が減った。まずは昼食としましょう」と、テシェックが声を上げました。
荷物の運搬や家の説明は、午後の場面で行われます。
もう島に着くのなら船酔いでも構わないとは思いますが、肉体派キャラクターとしての面目を保つためにエドガーは船酔いしないことにします。(CON18×5=90)+10=100(残り101ポイント)
そのあとは率先して荷物の運搬を手伝うことにします。
ウォレンは「ワシは杖が無くては歩けんのじゃ」と言って、隠さずに杖をついて船に乗り込みます。
船ではグッタリ。船酔いしてしまいます。
■マリク・スパークスの行動
前回よりも持ち越し26DP+100DP=126DP
船酔いはしません。(CON16×5=80)+20=100(残り106ポイント)
拳銃とショットガンの弾をそれぞれ隠し、ショットガンそのものはテシェックに預かってもらいます(言いくるめ)。
★拳銃「隠す(00)0+判定ポイント50、成功度1。残り56」
★ショットガンの弾「隠す(00)0+判定ポイント50、成功度1。残り6」
「すみませんね、どうにも職業柄でして!弾は入っておりません、申し訳ありませんが、そちらで預かってもらえませんかね!!」
★ショットガンを預かっていてもらう(言いくるめ)言いくるめ(55)+判定ポイント0、成功度1。残り6」
残りDP6。
「隠す」初期技能の値がルールブック未確認で書き込むので間違っているかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。多分、数ポイントUPするだけだと思うので。
■ファビオ・デ・フランツァの行動
前回より持ち越し2。現在、102DP
少し遅れて艀に現れたファビオは、寝不足と、二日酔いでして、近付くと、少し甘ったるい香りがします。
終始、サングラスをかけ、無口で、船に乗る前からぐったりしております(^^ゞ
「ポるカミゼーりア……」
時々、口走るイタリア語交じりの悪態は、意味不明のものですw
……とは言え、口も利けないとなると、商売にならないので、会話だけは出来るようにしておきます。
> 船酔い
「CON×5=40+判定ポイント10、成功度1。残り92」
まぁ、話かかけられたら、愛想良くしますが、基本的には、寝ているのか、起きてるのか分からない様子で、ぼんやりしています。
起きている様子の時は、自前で持ち込んだトスカーナ産の安ワインをチビチビと飲みながら、唯一の財産でもあるハーモニカを磨いております。
少し、回復して来たら(いや、ルール的には関係ないけど。まぁ、気分的な話です)、ブリスビー一家のそばで、彼らの会話を、聞くとも無しに聞いております。
「あぁ、ごめんなさい。変な音出しちゃって。この子(ハーモニカの意)、僕がダメな時は、ダメなんですよ」
> 「やれやれ腹が減った。まずは昼食としましょう」と、テシェックが声を上げました。
「その前に、シャワーを使っても構いませんかね?」
そう言えば、前のシーンで約束した(ファビオが約束した訳じゃないですが)地図とかは、受け取れるんでしょうか?
あ。持ち越しの判定ポイントを間違えましたヾ(- -;)
今、残り91ですね(^^ゞ
ちなみにテシェックが出してきた食事は、ホテルで作らせた豪勢なサンドイッチです。
>thinnerさん (エドガー)、Heisenbergさん (ウォレン)
船酔いと仕込杖持込等、了解しました。他のPCとのやり取り等は、状況に応じて書き込んでください。多少順序が前後しても構いません。
>石頭さん (マリク)
「隠す」技能の基本値は15%ですから、その分お返しして、残りは21DPとなります。
さて、ショットガンを渡されたテシェックはひどく慌てましたが、確かに弾が入っていないのを手早く確認し、安心したようです。そして「いやはや、驚かさんでください。あの小島には狩りをする獣などおりませんし、…そのう、遺産絡みの話に銃器を出すのは物騒ですからなぁ」と、苦笑しながら預かります。
>まさとさん (ファビオ)
ブリスビー家の三人は誰も船酔いはしていないようですが、はしゃいでいたブラドと、ファビオの話に相槌を打っていたジャネットとは、しばらくすると船内のソファで寝息を立て始めました。残ったハロルドはバッグから本を取り出し、読み始めました。これが一家の朝の過ごし方なのかもしれません。
シャワーの申し出は、「あいにく荷物運びはまだこれからが本番ですし、その後になさった方が良いですぞ。何せ、今すぐあそこに行ったところで」と、指差す方向に倉庫らしき小屋、その向こうに二階建ての家の屋根が見えます。「お湯も出ませんからな」と答えます。
地図は船上でも、促せば貰えます。訊くまでテシェックからは話を出しませんが。地図の内容は別途記します。
島の地図は手書きの古いもので、随分昔に建築業者が作成したものの写しだそうです。桟橋から家に至るまでを除く、作業に不要な部分は目算で描いたため、完全なものではない、ともテシェックは念を押します。
島は大雑把に東西南北と中央のエリアに分かれています。各箇所にあるものは、目視できることでも補うと次の通り。
以上です。各箇所の詳細を知るには、後で実際に行ってみるか、何らかの技能判定が必要です。
船上では、酔って、あんまり思考力が働いてないので、サンドイッチを食べながら、お互いに簡単な自己紹介のようなものをする事を提案します。
ブリスビー一家の皆様の外見も、よく分かりませんしw
その後の、行動予定なども、テシェックに尋ねます。
外は寒いとのジャネット・ブリスビーの意見で食事は船内で行われ、またファビオの提案を受けて自己紹介も行われることとなりました。(年齢などは直接言わないのですが、外見を想像する参考として)
ジャネット・ブリスビー(41才;APP12)は黒髪で色白、小柄な身体(SIZ9)に落ち着いた色調ですが仕立ての良いドレスを纏っています。口数は少なめですが、はっきりした口調で、現在ペンシルベニア州の製薬会社に勤める薬剤師であること、今回の相続については驚いているが家族が休暇を過ごせる別荘になれば素晴らしいと思っていることなどを語ります。ファビオには、低血圧で朝が弱いため船の中で失礼したことを謝り、素晴らしいハーモニカは島でまた聞かせて欲しいと言います。
夫のハロルド・ブリスビー(44才;APP10)は中肉中背(SIZ12)、茶髪を綺麗に整え、大人しいデザインのメガネ、地味なスーツを着ています。コンピューター製造会社大手の専属会計士であることを語る口調は、物静かではありますが自信にあふれたものです。
息子のブラド・ブリスビー(17才;APP12)は、母親譲りの黒髪の高校生です。仕立ては良いものの、ラフで動き易い服装をしています。好きなスポーツはバスケットボール、(アメリカン)フットボール、ベースボールなど、ボールと付くもの全般とのこと。「この島って秘密のトレーニング場に最適っすよね」とエドガーに笑いかけるや、テシェックに「ところで、この島ってエドガーさんたちとどう分けるんですか?」と質問します。
テシェックは頬張っていたサンドイッチに咳き込みながら、「桟橋や家などは、少なくとも当面は共有していただきます。」コーラを一口飲んでから、「そこを結ぶ中心線で東西に分けるも良し、使用する時期などを二分するも良し、ですかな。それらも滞在中に話し合っていただきたい。無論、売却はそれが済むまではできませんぞ」と。
各プレイヤーは、自分のキャラクターについてブリスビー家やテシェックに特に強調して伝えておきたいことがあれば、表明しておいてください。
この後の予定は、まず船から荷物を降ろし、水と食料、燃料などを家や手前の小屋に運びます。部屋の確認、暖房や発電機などのメンテナンスを済ませたら、日が暮れる前にテシェックは一度島を離れるとのこと。「実は急ぎの仕事が入っておりまして…。あと、相続条件を整えた後に必要な書類を、ボストンから持ってこなくてはなりません。なに、一週間も経たずに戻りますから、ご安心を。」
>石頭さん (マリク)
ここで、島に持ち込まれた銃器の種類を決めておいてください。
ルールブックにあるデータのある拳銃は、1ラウンドに可能な攻撃回数で分けると、次の通りです。それが少ないものほど、一発のダメージは大きくなります。
現代用のショットガンは4種類あり、攻撃可能回数は次の通りですが、すべて12ゲージでダメージは同じです。近づくほどダメージが増える散弾と、一粒弾(ソリッド・スラッグ)とがありますが、どちらを使うかは装填の時に決めてください。この時点で絞っても構いません。
マリクが持ってきた拳銃とショットガンは以下のようにお願いします。
拳銃:38口径リボルバー
ショットガン:ポンプアクション
→散弾と一粒弾は半々で持ってきており、使用時にどちらかに決めます。
ちなみにベネリは以下です。
http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?%A5%D9%A5%CD%A5%EA%20M3
>石頭さん
情報提供に感謝します。銃器には疎いもので、助かります。
銃器選択について了解しました。参考までにダメージを書いておきます。
ところで、一般人向け最強の防具(^^;)である「厚い皮のジャケット」(耐久力1)は、普通に着ていけます。持参する方は仰ってください。>各位
エドガーは特に船上でやることはないですので、島に着くまで雑談に応じる程度でおとなしくしています。
個人的にはとっとと島に着いてしまいたいところです。
>thinnerさん (エドガー)
お待たせしましたが、1日目の午後と深夜の場面エントリーを書き込みました。宜しければそちらの場面へお移りください。
なお、次の場面がまだ無い時でも、行動終了を宣言して残留DPの計算など表明していただければ、私の尻に火をつけることができます。ぜひご利用ください(^^;)。
石頭さん以外の方はルールブックとこちらをご覧いただければ分かると思いますが、一応各PCが与えうるダメージを幾つか示しておきます。
受けや回避にはひとつ以上高い成功度が必要です。成功度3(S3)の攻撃は受けも回避もできません。NPCや敵についてはそれらも「技能値+50」で処理するつもりです。
この場面での判定ポイント処理は次の通りです。
>Heisenbergさん (ウォレン)
ウォレンはまだこの場面で(判定はできませんが)行動することは可能です。なお、後からの回想判定の際には、船酔いの影響を無視していただいて結構です。