卓上RPGを「自由に遊ぶ」ことについて、長々と述べてまいりました。「理論篇」の最初の記事を書いた2007年8月から、1年半ほど続けたことになります。ああ、楽しかった。
そのまとめの最後に、「自由」の定義の変化や、「管理」が生まれた背景など、あれやこれやと語っておきます。何となく触れる機会がなかったことも。
- 2008年09月29日 : まとめ篇 序文
- 2008年10月28日 : まとめ篇 目次
- 2008年10月29日 : 自由に遊ぶ、ということ
- 2008年10月30日 : 自由に遊ぶ、その一例
- 2008年11月06日 : 自由に遊ぶためのシナリオ
- 2008年11月09日 : 自由に遊ぶシナリオ例
- 2008年11月21日 : 自由に遊ぶと失われるもの
- 2008年12月31日 : 「自由」を語るための用語集
- 2008年12月31日 : 「管理」を語るための用語集
- 2009年01月27日 : 本論記事のまとめ
- 2009年01月28日 : 返信記事のまとめ
- 2009年02月14日 : まとめの最後に、自由の定義の話など
卓上RPGを「自由に遊ぶ」ことについて、長々と述べてまいりました。「理論篇」の最初の記事を書いた2007年8月から、1年半ほど続けたことになります。ああ、楽しかった。
そのまとめの最後に、「自由」の定義の変化や、「管理」が生まれた背景など、あれやこれやと語っておきます。何となく触れる機会がなかったことも。
卓上RPGを「管理して遊ぶ」ということを語るために、私は「誘導」「皆にとって最も面白い」「自由度」などの言葉を用いました。これらについて整理します。
卓上RPGを「自由に遊ぶ」ということを語るために、私は「制限」「自分が面白いと思う」などの言葉を用いました。これらについて整理します。
現在一般的に行われているゲームプレイにはあるのに、「自由に遊ぶ」と失われるものがあります。取り合えず、三つばかり。
「自由に遊ぶゲームプレイ」のためのシナリオの例を、再び次の題材にて考えてみましょう。
んー。一人は魔王を倒しに山へ出かけ、もう一人は洗濯をしに川へ出かけたら、どうなるのかなぁ。
と言っても、使うところは「魔王が山にいる」だけ。これを「事件」として、このネタひとつからシナリオを作ってみます。まずは思いつくままに、ネタを揃えていきます。
「自由に遊ぶためのシナリオ」とは、キャラクターの行動を決めるためのネタ(判断材料)を揃えたものです。ただ、それだけ。
実際の「自由に遊ぶゲームプレイ」はどのようなものであるのか、次のような場面を題材にして考えてみます。
んー。一人は魔王を倒しに山へ出かけ、もう一人は洗濯をしに川へ出かけたら、どうなるのかなぁ。
卓上RPGを「自由に遊ぶ」とは、自分のキャラクターの行動は自分で決めて遊ぶ、ということです。ただ、それだけ。