053 「自由」に遊ぶ まとめの記事リスト

卓上RPGを「自由に遊ぶ」ことについて、長々と述べてまいりました。「理論篇」の最初の記事を書いた2007年8月から、1年半ほど続けたことになります。ああ、楽しかった。

そのまとめの最後に、「自由」の定義の変化や、「管理」が生まれた背景など、あれやこれやと語っておきます。何となく触れる機会がなかったことも。

本論記事のまとめに続き、各位からトラックバックをいただいて書いた返信記事をまとめます。

ここでは記事のまとめとして、「自由に遊ぶ 理論篇」と「自由に遊ぶ 実践篇」との記事を、その内容ごとに整理します。「概念のまとめ」と合わせる形でまとめる、という当初の予定は守れませんでしたが、近い形にはなっています。

卓上RPGを「管理して遊ぶ」ということを語るために、私は「誘導」「皆にとって最も面白い」「自由度」などの言葉を用いました。これらについて整理します。

卓上RPGを「自由に遊ぶ」ということを語るために、私は「制限」「自分が面白いと思う」などの言葉を用いました。これらについて整理します。

現在一般的に行われているゲームプレイにはあるのに、「自由に遊ぶ」と失われるものがあります。取り合えず、三つばかり。

「自由に遊ぶゲームプレイ」のためのシナリオの例を、再び次の題材にて考えてみましょう。

んー。一人は魔王を倒しに山へ出かけ、もう一人は洗濯をしに川へ出かけたら、どうなるのかなぁ。

と言っても、使うところは「魔王が山にいる」だけ。これを「事件」として、このネタひとつからシナリオを作ってみます。まずは思いつくままに、ネタを揃えていきます。

「自由に遊ぶためのシナリオ」とは、キャラクターの行動を決めるためのネタ(判断材料)を揃えたものです。ただ、それだけ。

実際の「自由に遊ぶゲームプレイ」はどのようなものであるのか、次のような場面を題材にして考えてみます。

んー。一人は魔王を倒しに山へ出かけ、もう一人は洗濯をしに川へ出かけたら、どうなるのかなぁ。

卓上RPGを「自由に遊ぶ」とは、自分のキャラクターの行動は自分で決めて遊ぶ、ということです。ただ、それだけ。

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