西部劇を楽しみつつ、兵糧攻め・火攻めを考える
「汽動重機ゲオマキナ」用世界設定を作成しております。ほぼできた、と思っていたのに、追加資料を漁るばかりで時間が過ぎてゆく。楽しい。
購入した西部劇小説を読み、西部劇映画を追加しながら観て、更には西部劇の学術研究書も購入して読んでおります。何の研究かというと、アメリカで西部劇が流行った理由に、アメリカ文化のようなものを見出そうとしている、らしい。
- 川本徹『荒野のオデュッセイア 西部劇映画論』(みすず書房2014)
まだ途中ですが、同書の考察を是とするなら、究極「ゲオマキナ」の世界観は、アメリカ西部劇のそれとは一致しません。当たり前だわな。「ゲオマキナ」は「TRPG用」であって、「西部劇用」に作っているのではないのだから。けど、違うことが分かったのは有益だし、活用できるところはあるはず。
西部劇映画追加リストは作りません。たくさん買いすぎたというか、整理が面倒なので。『夕陽のガンマン』(1965)は良かったし、上掲書のせいで、これから『捜索者』(1956)も観ますよ。
その傍ら、久々に論考執筆中。ダンジョンに棲む敵への兵糧攻めとか火攻め(煙攻め)とかについて、いつも通り「遊び方」(遊戯法)の視点から考察します。推敲の後、近日公開予定。