Metsys空想 (15) そして荒野へ...の巻

(14)のつづき。

鏡5号(以下、PL4)が扉を蹴破って入室
俺も入れろや。
PL1(古き血の剣士)
お、途中参加か。できるのか、このゲームで?本家Systemはどうだか知らんが。
GM(ひとつの指輪の魔王)
Metsysに不可能はない!!まず、テーマカードを決めてもらおうか。
PL4
なになに、剣士と小人と蛮人と魔王だと。「指輪物語風ファンタジー世界」の癖に、魔法使いがいないとは許し難い。よし、テーマは「天才の白の魔術師が苦悩していた」にして、「天才最強ハンサム顔の白の魔術師」がキャラクターだ。そして名前は、猿
PL3(血に飢えた野蛮人)
おっと、固有名詞はそこまでだ。元ネタを侮辱するのも大概にしろ。
PL2(失われた小人族の狩人)
元ネタなんて、いじくられてなんぼだけどねー。
PL4
ほざけ~~!!だれもおれのことはわかっちゃいねぇんだ!!
PL2
や、「天才」が苦悩する演技だね。
PL4
おれはどんな呪文でも、だれよりも早く修得することができる天才だ!!だがだれも認めん、だれも禁呪をさずけようとはせん!灰色もおれの天分を認めようとはしなかった
PL3
既に道を踏み外していそうな白だな。
PL1
おいGM、こうやって新しいテーマが追加されても、それまでの「構造」に融合できるのかよ。
PL4
もう一度いう、おれは天才だ!!
GM
無理。腹減ったから、飯食いに行こう。
PL4
寒いからラーメン食いたい。

(16)につづく。