Metsys空想 (8) シーンのコモンとプライベート

(7)のつづき。

GM (ひとつの指輪の魔王)
「シーンカード」にも、「コモンシーン」と「プライベートシーン」があるんすよ。「アクションカード」と同じ。行為判定その1参照。
PL2 (失われた小人族の狩人)
やる気なさそうになった。
PL1 (古き血の剣士)
がんばれ。
PL3 (血に飢えた野蛮人)
もうちょっとだろ。
GM
うん。「コモンシーン」には、GMも含めて、全員が登場することができる。これは誰が作っても良くて、そうと認められればカードは補充される。場所に加えて、人物や品物でもよい、とは以前言った。
PL1
「街の酒場」は「コモン」?
GM
是。カードを補充する。
PL2
「のどかで平和なホービット村」は「コモン」?
GM
否。「のどかで平和なホービット村」は、現実の世界には、もうありません。君のキャラクター(小人)の思い出の中にあって、回想することでしか登場できないから、「プライベートシーン」となる。「プライベートシーン」には、そのカードの持ち主でなければ、GMのキャラクターであっても登場できない
PL2
「のどかで平和なホービット村」を共有したり、誰かに奪われたりした場合はどうなるのさ?
GM
新たな持ち主も、その思い出を持っていたことになる。奪われたなら、忘れてしまったか、あるいは思い出に浸らなくてもよいと決意したことにでもするか、なんとなく。
PL3
その場でテキトーに決めろってか。
GM
その場でテキトーに決めろ。
PL3
「亡国の美姫にして我が愛妻」は「コモン」?
GM
...誤解を生まぬよう気をつけたいが、誰でも会って話ができるなら「コモン」で良いだろ。
PL2
もし「愛妻」が共有されたり、誰かに奪われたら
GM
行為判定はその1を使う、と今決めた。次回はついにゲームプレイ(偽)か?

今回もまとめは省略。(9)につづく。