しまった、七月は何も書いてない。ので、せめて「二カ月ぶり」にならないよう、ここで少しは書いておこう。
前回の近況後、何をしていたかといえば専ら、仕事を楽しんでおりました。「楽しい」ではなく、「楽しむ」の方です。感想ではなく、行動。受動ではなく、能動。「楽しい仕事」を誰かが与えてくれる、と期待して待っていても、永遠に「仕事を楽しむ」にはなりません。そして「楽しい仕事」など、おそらく存在しない。
「楽しいのを楽しむ」のではなく、「楽しむから楽しい」と言っても良いでしょう。因果関係が逆。親や先生に従えば褒められた、嬉しい、という生き方は「楽」(らく)ですが、子供の時分にしか通用しません。カルト的な性格を持つ組織(企業を含む)は、そういう生き方を受け入れてくれるかも知れませんが、そして管理(Control)する。
ということは仕事でもゲームでも同じなので、その辺などを論考にもしようかと企んでいるのですが、まとまりません。すぐ書かねばならないネタでなし、急ぐ必要はありませんけど、書きたい。うん、書こう。
考察以外では、『横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション』を買って、古谷一行主演のTVドラマシリーズを観まくっています。石坂浩二主演の映画も好きなのですが、こちらも面白い。こちらは随分と原作に忠実だったのですね。観て良かった。
同じシナリオも参加者が変われば、まったく異なる内容になる、ということは、TRPGにも言えることですね。同じシナリオの複数のリプレイ(プレイレポート)を並べる、と提案したことがあります、採用はされませんでしたが。誰がやっても同じ起承転結になる、自分が創作した物語を読み聞かせるかのような「遊び方」もありますが、他にも「遊び方」はあるわけで。
さて、ところで氷川霧霞さんが『TRPGシナリオ作成大全 Volume 5』として「馬場秀和のマスターリング講座」を特集されるとの由。力不足は大した障害ではありませんが、余裕不足で参加は断念しましたが、読みたい。馬場さんについては今ですら、どうも感情的というよりはカルト的な否定ばかり目立ちましたが、冷静に読めば優れた論考です。そこに説かれたものは一つの「遊び方」ですから、向き不向き、好き嫌いなら生じるかも知れません。私が最も好む「遊び方」とも異なりますが、だからといって否定することはない。取捨選択あるのみ。
あと、玄兎さんとこの『化石的ゲームマスター読本』も興味あるのですが、1も持ってないので、入手したい。上記『TRPGシナリオ作成大全』の方は秋葉原で買ったのですが、最近はほとんど上京の機会がないので、店頭にあるか否かも分からず...。いや、こんなこと言うことは、情けないことで、みっともないことですが。欲しければ、買う努力をすべきなのです。
けど暑いから、また今度。