今回からは『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて、第6版である『クトゥルフ神話TRPG』(エンターブレイン刊)からどのように変更されたか、を語ってまいります。
初回はまず、あまり変更されなかった「データ表現ルール」、特にプレイヤーにも関係するキャラクターを表現するデータの変更点について記します。以下、主たる変更点。
今回からは『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)のルールシステムについて、第6版である『クトゥルフ神話TRPG』(エンターブレイン刊)からどのように変更されたか、を語ってまいります。
初回はまず、あまり変更されなかった「データ表現ルール」、特にプレイヤーにも関係するキャラクターを表現するデータの変更点について記します。以下、主たる変更点。
ルールシステムに先んじて、『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)を遊ぶ舞台となる世界設定について紹介します。
「1920年代」と「現代」はCoC7の基本ルールブックやプレイヤー向けルールブックで扱われますが、CoC第6版までに「19世紀末」や「中世ヨーロッパ」などの世界設定も追加されています。それら追加の世界設定を、CoC7版用出版物が刊行されるまでの間、既刊出版物と組み合わせることでCoC7で遊べるようにするルールサプリメントが、今回紹介する『Cthulhu through the Ages』です。
『Cthulhu through the Ages』では下記7つの世界設定が扱われています。
手始めに、平成27年(2015)3月22日現在、既に刊行されている『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)の出版物を示します。刊行とはいっても、紙媒体に印刷されているものは『Quick-Start Rules』だけですが。
以下、一覧。
このカテゴリーでは、Chaosium社から刊行された『Call of Cthulhu RPG』第7版(CoC7)について語ってまいります。
このゲームシステムは、日本では『クトゥルフの呼び声』RPG(ホビージャパン刊)または『クトゥルフ神話TRPG』(エンターブレイン刊)の名で和訳出版されました。第7版も和訳が期待されますが、ひょっとしたら名前が変わる恐れもあるので、取りあえず原題を用いておきます。
ツィッター上で「TRPG冬の時代」が、また話題に上がったようです。
後者Togetterで井上(仮)さんが仰るように、重要な用語は議論の度ごとに定義されるべきです。古い雑誌に資料を探したところ、「TRPG冬の時代」を唱える広告記事が見つかりました。有益な議論に役立てていただくため、ここに引用します。
以下、『ゲーマーズフィールド』誌1999年6月号p.30~31掲載の広告記事より(太字は、鏡による)。
「二カ月ぶりの近況」を三回、半年も続けました後、3月1日こそは「一月ぶりの近況」を試みたのですが。それから半月、色々ありまして、サーバーを移転することとなりました。その作業もどうにかなりましたので、一月半ぶりの近況です。