本企画「汽動重機ゲオマキナ」では、前回述べた通り、「パーティプレイ」(チームプレイ)を楽しむための「TRPG用巨大ロボット」を試作します。その設計思想(Design Consept)は、以下の通り。
- 汽動重機ゲオマキナ
- 「ゲオマキナ」(Geo-Machina)とは、このゲームに登場する巨大ロボットの共通名である。ゲオマキナは、複数人の操縦者の連携によって動かされる。この過程でパーティプレイを成立させたい。
- 複数人による操縦はローテクっぽいので、蒸気機関が動力源であることにする。他の部分でも、ローテクっぽさを前面に出したい。ハイテクな各種センサーやら、コンピューターの助けは無し。
- プレイヤー用キャラクター(PC)は操縦者の一人として、仲間と共に一台のゲオマキナに乗り込む。操縦者の役割は幾つか考えられるが、なるべくPC間で融通できるようにしよう。
- ルールシステムにはChaosium社の『Basic Roleplaying』(BRP)を採用、そのサプリメントとして作成。国内でも入手し易いところで、『クトゥルフ神話TRPG』(CoC)でも遊べるようにしたい。
- 世界設定は、そういう巨大ロボットに似合うのはどんなものか、後で考えよう。
- こんな巨大ロボットでどう遊ぶのか、も後で。そこまで私が考える必要はないのだけど。
このような設計思想に基づいてデザインしたものを、次回から紹介してまいります。バランスとかは、今の段階では、あまり考えてません。一度作ってみないと調整はできないし、場合によっては調整しなくてもよいし。