(11)のつづき。
- GM(ひとつの指輪の魔王)
- さぁ、作成されたイベントカードは次の通りだ。
コモンシーン「街の酒場」に、8枚(GM×2、PL1×2、PL2×2、PL3×2)
コモンシーン「亡国の美姫にして野蛮人の妻」に、2枚(PL1×1、PL3×1)
PL1のプライベートシーン「過ちの剣」に、0枚
PL2のプライベートシーン「のどかで平和なホービット村」に、1枚(GM×1)
PL3のプライベートシーン「毒蛇の兄弟団」に、2枚(PL1×1、PL2×1)
GMのプライベートシーン「ひとつの指輪」に、1枚(PL2×1)
GMのプライベートシーン「魔王の城」に、2枚(GM×1、PL2×1)
- 残ったイベントカードは、私とPL1の手元に1枚ずつ、PL3は2枚。PL2は
- PL2(失われた小人族の狩人)
- 使い切ったよ!さっさとイベントを解決して、追加のカードを貰うよ!
- GM では、いよいよゲームプレイ開始だ。
- PL1(古き血の剣士)
- シーンに登場して、イベントを選ぶわけだな。どういう順番で動けばよいのかな?
- GM
- 順番に決まりはないので、動きたいヤツから動け。けど、譲り合いの心は大切だよね(同調圧力)。
- PL3(血に飢えた野蛮人)
- 出番を平等にしなくていいのかよ。
- GM
- 「出番の平等」の背景には、「出番の奪い合い」がある。「出番」即ち「GMとの会話」をプレイヤー同士が取り合っている、そうでない時は楽しめない、というのが前提となっているのさ。多人数で一緒に遊ぶということは、一人用ゲーム機を交替で遊ぶこととは違うのだけどね。
- PL1
- サッカーとかで、仲間同士でボールを奪い合ってはゲームにならんが、一人当たりがボールを蹴る時間を平等にしようとしてもやはりゲームにならんよ。
- PL3
- 相手の能力や嗜好に関係なく、誰にでも同じ作業を同じだけさせるわけだ。確かに、遊びでやることじゃねぇな。
- PL2
- つまり、動きたい僕から動いてよいという結論です。小人は「街の酒場」に行って、イベントカードをめくるよ。PL3のにしよう。「誰かに雇われた暗殺者に襲われる」。GM、暗殺者って、「雑魚」なの?
- GM
- イベントカードを書いたのはPL3か。その辺、どうなの?
- PL3
- 俺が決めるのかよ。じゃ、「雑魚」で。
- PL2
- では、「背後から襲いかかった暗殺者の影がビールに映り、振り向きざまにジョッキで顔面を砕いた」ことに...こういう描写って勝手にやってよかった?
- GM
- 描写は自分でやってもよいし、GMにやらせてもよい。「構造」を共有しているハズなので、「構造」通りの描写になるハズだから。
- PL2
- 解決!イベントカードを引っ繰り返して、アクションカードいただきました~。
- GM
- そのカードを作成したPL3には、イベントカードを1枚補充。
- PL3
- じゃ、すぐに1枚書くわ。その間に誰か動いてくれ。
- PL1
- 剣士が「街の酒場」に登場、GMのイベントカードは「富豪から魔法の指輪を探すよう依頼される」だ。依頼を受けるのはやぶさかでないが、アクションカードで見つけてしまってよいのか?
- GM
- 依頼内容にもよるが、他のキャラクターやシーンを無くすのでなければ、アクションカードで依頼を叶えてよい。依頼を受けたまま、他のシーンに移動してもよい。後者は、依頼を終えるまでそのシーンに帰れないことを意味するが、そちら方面へ話を広げていくことができる。
- PL2
- う、僕を追いかけさせるつもりかな?
- PL1
- 指輪探しの旅は面白そうだな。ちょっと考えるよ。お次、どうぞ。
- PL3
- イベントカードを書いた。これも「街の酒場」に置く。コーヒー飲むから、誰かどうぞ。
- GM
- 魔王、街の酒場に現る。ごめんください。
- PL1
- 城にいないのか。
- GM
- ビールを注文しつつ、さてイベントカードは、今書かれたばかりのPL3のをいただこう。「老婆から行方不明になった孫を助けるよう依頼される」。依頼された。
(13)につづく。