(14)のつづき。
- 鏡5号(以下、PL4)が扉を蹴破って入室
- 俺も入れろや。
- PL1(古き血の剣士)
- お、途中参加か。できるのか、このゲームで?本家Systemはどうだか知らんが。
- GM(ひとつの指輪の魔王)
- Metsysに不可能はない!!まず、テーマカードを決めてもらおうか。
- PL4
- なになに、剣士と小人と蛮人と魔王だと。「指輪物語風ファンタジー世界」の癖に、魔法使いがいないとは許し難い。よし、テーマは「天才の白の魔術師が苦悩していた」にして、「天才最強ハンサム顔の白の魔術師」がキャラクターだ。そして名前は、猿
- PL3(血に飢えた野蛮人)
- おっと、固有名詞はそこまでだ。元ネタを侮辱するのも大概にしろ。
- PL2(失われた小人族の狩人)
- 元ネタなんて、いじくられてなんぼだけどねー。
- PL4
- ほざけ~~!!だれもおれのことはわかっちゃいねぇんだ!!
- PL2
- や、「天才」が苦悩する演技だね。
- PL4
- おれはどんな呪文でも、だれよりも早く修得することができる天才だ!!だがだれも認めん、だれも禁呪をさずけようとはせん!灰色もおれの天分を認めようとはしなかった
- PL3
- 既に道を踏み外していそうな白だな。
- PL1
- おいGM、こうやって新しいテーマが追加されても、それまでの「構造」に融合できるのかよ。
- PL4
- もう一度いう、おれは天才だ!!
- GM
- 無理。腹減ったから、飯食いに行こう。
- PL4
- 寒いからラーメン食いたい。
- 完
(16)につづく。