最初に、このカテゴリーで論ずる「巨大ロボット」とはどういうものか、を定義しておきます。
- 巨大であること。人間より遥かに大きくて強く、大抵の大型動物よりも強く、更には一般的な兵器(戦車など)よりも強い。同じような巨大ロボットでないと倒せないこと。
- 操縦されること。自我を持たず、人間に操縦されなくてはならない。内部に乗り込んで操縦するものとし、そのため操縦者に勝つには、巨大ロボットを倒すしかないこと。
- 稀少であること。誰もが持っている物では無いため、総数の多寡に関わらず、巨大ロボットを所有し操縦できる者には特殊な立場や権限、周囲の関心が与えられること。
人間と大差ない大きさのロボット(巨大でない)、自我を持ち自分で動くロボット(操縦されない)、一家に一台まで普及したロボット(稀少でない)などは、ここで扱いません。逆に、上記三条件さえ満たせば、機械仕掛けで無くても「巨大ロボット」に含めることとします。
実のところ私には、あまり「巨大ロボット」への思い入れがありません。それが登場する作品についての知識も大してありませんので、この程度の定義でご勘弁願います。