(6)のつづき。
- GM (ひとつの指輪の魔王)
- ひとつ、各参加者は999円用意する。500円玉1枚、100円玉4枚、50円玉1枚、10円玉4枚、5円玉1枚、1円玉4枚。合計15枚だ。
- PL1 (古き血の剣士)
- ギリギリあった。
- PL2 (失われた小人族の狩人)
- そんなに小銭ばかり無いよ。
- GM
- 足りない分は、紙に金額を書いても良い。その場合は名前を書いておくように。全員現金なら、混ざってしまっても999円ずつ返せば済むがなぁ。
- PL3 (血に飢えた野蛮人)
- 硬貨じゃマーカーにならんぞ。
- GM
- ふたつ、硬貨は何枚でもカードの上に置くことができる。すべてをカードの上に置かなくてもよい。置いた金額が、いわば持ち主によるカードの評価額だ。みっつ、置かれた金額よりも高額を出すことでカードを奪い取ることができる。置かれた硬貨は元の持ち主に戻り、出した効果をカードの上に置く。混ざらないように注意。
- PL2
- あれ、共有は無し?
- GM
- 無し。カードの上の硬貨は、随時移動させてよい。ただし、同時に行われる奪い合いがすべて解決されるまでは、移動できない。
- PL2
- 奪い合いばかりじゃ、殺伐とするなぁ。
- GM
- 一つの物を二人で仲良く持つことなどできぬわ。
- PL1
- デザインコンセプトが随分違うね。
- GM
- 行為判定その1では「合意による交換」が、その2では「共有または譲渡」が、その3では「評価と奪い合い」がコンセプトだ。どう遊ぶかが変われば、ルールも変わって当然だろう。
- PL3
- で、今回はどのルールでやるんだ?
- GM
- 皆で意見を交わして決めよう。ゲームデザイナーがひとつのルールを押し付けるなら、それは「律令」だからな。「+2D6」が最高、という信仰もあるがね。
- PL2
- 何かを崇拝すれば、自分の頭で考えなくていいから、楽だよ。
- GM
- 関係ないが、FEAR社製RPGの「特技」は、カードに加工して遊ぶのかと思っていたが、コンベンションとかでは誰もやっていなかった。GMはストーリーを語り、プレイヤーはそれに合わせてデッキで遊ぶ。
- PL1
- 本当に関係ないな。
- GM
- 次回は「シーンカード」のプライベートとコモンについて。忘れてたので。
今回もまとめは省略。(8)につづく。