(3)のつづき。
- GM
- さて、いよいよキャラクター作成だ。自分の「テーマカード」と「最初のシーン」、自分の「最初のアクション」と、自分の「最初のシーン」に対して行われた「最初のアクション」、計4枚のカードを確認してくれ。その中に、自分のキャラクターを見出すのだ。「テーマカード」の二行目に、キャラクターがどのような人物かを、簡潔に書くこと。
- PL2
- 三行目は使うのか?
- GM
- 三行目には、キャラクターの目的を、これまた簡潔に書いてもらう。「~したい」って感じが良かろう。それは冒険の動機でもあり、それが解決した時、キャラクターの旅は終わるであろう。キャラクターはGMが先に決めても良さそうなものだが、そちらから決めても良い。
- PL1
- そちらの手の内は読めてるから、先に決める。「古き王国が自らの過ちで滅びた」と「過ちの剣」、「毒蛇の兄弟団を滅ぼした」が、「過ちの剣」はPL3に奪われたのだよなぁ。では、古き王国の末裔メソ
- GM
- カタカナの名前はつけるな。憶えるのが面倒くさい。
- PL1
- 「ドラマチックプなんとか」の時、カタカナなら格好良いって言っ
- GM あ~~聞こえんな!!
- キャラクター設定の暴走は、固有の名前をつけた時に始まるのだよ。称号みたいなのだけにしときなさい。
- PL1
- じゃあ「古き血の剣士」で、目的は「過ちの剣を封印したい」としておくか。
- PL2
- 「陽気な小人族が辺境の村で暮らしていた」、その村が「ホービット村」。「ひとつの指輪を手に入れた」と思ったら、GMが「ホービット村に呪いをかけた」、と。「失われた小人族の狩人」で、「ホービット村の呪いを解きたい」よなぁ、やっぱり。
- PL3
- 「まっするな野蛮人が文明社会を旅していた」ところ、その宿敵は「毒蛇の兄弟団」であったのに、まんまと「過ちの剣を手に入れた」隙に、PL1めが「毒蛇の兄弟団を滅ぼした」のだ、おのれ。「血に飢えた野蛮人」が、「強敵を見つけて滅ぼしたい」ために放浪しているのだよん。
- GM
- 「魔王が魔法の指輪をつくった」ら、その「ひとつの指輪」は、PL2が「ひとつの指輪を手に入れた」ので、「ホービット村に呪いをかけた」のだぁ。GM用キャラクターは、やはり「ひとつの指輪の魔王」しかあるまい。目的はもちろん「ひとつの指輪を取り戻したい」だ。これで全員揃ったな。
- PL3
- 能力値とか武器のダメージとかを書く余地が無いのだが。
- GM
- 能力値とかは無い。
- PL2
- 行為判定どうすんだ。
- GM
- 行為判定は無い。
今回のまとめから書式変更。
- PL1「古き血の剣士」は「過ちの剣を封印したい」
- テーマ「古き王国が自らの過ちで破滅した」
- シーン「過ちの剣」(残2枚)
- アクション「毒蛇の兄弟団を滅ぼした」(残4枚)
- PL2「失われた小人族の狩人」は「ホービット村の呪いを解きたい」
- テーマ「陽気な小人族が辺境の村で暮らしていた」
- シーン「ホービット村」(残2枚)
- アクション「ひとつの指輪を手に入れた」(残4枚)
- PL3「血に飢えた野蛮人」は「強敵を見つけて滅ぼしたい」
- テーマ「まっするな野蛮人が文明社会を旅していた」
- シーン「毒蛇の兄弟団」(残2枚)
- アクション「過ちの剣を手に入れた」(残4枚)
- GM「ひとつの指輪の魔王」は「ひとつの指輪を取り戻したい」
- テーマ「魔王が魔法の指輪を作った」
- シーン「ひとつの指輪」(残2枚)
- アクション「ホービット村に呪いをかけた」(残4枚)
(5)に、つづく。