(2)のつづき。
- GM
- 色々あって間が空いてしまったが、続ける。飽きたら止めるが、まだその時ではない。
- PL1
- いつ飽きてもおかしく
- GM
- 「アクションカード」を5枚ずつ配る。各々、他の誰かが書いた「最初のシーン」の場所や人物や物品に対して、何らかの行動をする。自分の「最初のシーン」は選べないのだぞ。これを「最初のアクション」と呼び、その行動は必ず成功する。プレイヤーが全員決めてから、GMは残った「最初のシーン」に対して「最初のアクション」を行う。
- PL2
- 迷わず「ひとつの指輪」をいただく。「ひとつの指輪を手に入れた」。これで世界はオレのもの。待てよ、主語はどうするんだ?
- GM
- 主語は書かなくてよろしい。
- PL3
- 自分の「シーン」以外、「過ちの剣」と「ホービット村」か。魔剣を残すとGMに取られてしまうな。「過ちの剣を手に入れた」こととする。呵呵呵。
- PL1
- 俺の魔剣が盗られた?う~ん、「ホービット村」か「毒蛇の兄弟団」か。悪そうな名前だから「毒蛇の兄弟団を滅ぼした」、というのもアリ?
- GM
- アリ。残ったのは「ホービット村」か。では「ホービット村に呪いをかけた」ぞ。どういう呪いかは、後で考える。
- PL2
- 私の村が!
- GM
- GMとPL2の組、PL1とPL3の組に分かれてしまったな。まぁいいか。これら「最初のアクション」が、世界を動かす第一歩なのだ。その変化の中に、君たちのキャラクターが登場する。次回、創造しよう。
今回のまとめ
- テーマカード
- GM「魔王が魔法の指輪を作った」
- PL1「古き王国が自らの過ちで破滅した」
- PL2「陽気な小人族が辺境の村で暮らしていた」
- PL3「まっするな野蛮人が文明社会を旅していた」
- シーンカード
- GM「ひとつの指輪」(残2枚)
- PL1「過ちの剣」(残2枚)
- PL2「ホービット村」(残2枚)
- PL3「毒蛇の兄弟団」(残2枚)
- アクションカード
- GM「ホービット村に呪いをかけた」(残4枚)
- PL1「毒蛇の兄弟団を滅ぼした」(残4枚)
- PL2「ひとつの指輪を手に入れた」(残4枚)
- PL3「過ちの剣を手に入れた」(残4枚)
(4)に、つづく。