カテゴリーは「System考」ですが、ここで語るのは「System」ではありません。申し訳ない。
何故なら、金色老子さん作成の卓上RPGシステム「System」について、私にはまだ十分な理解ができていないのです。だからといって、まったく語らないのは勿体無いような直観がする。そこで、めぼしい部品をつまみ食いして、あれやこれや空想してみた次第。いわば、試行錯誤の一環として。つまらないのは、私(鏡)の責任にて。
- 鏡1号(以下、GM)
- さて、「System」の偽物なので、仮に「Metsys」(メツィス)と名付ける。Googleで画像検索したら面白かった。最初に言っておくが、私(鏡)は数に弱いので、数字は使わない。
- 鏡2号(以下、PL1)
- いきなり大違いだな。>数字は使わない
- 鏡3号(以下、PL2)
- で、なんだ、そのカードは。大きさが三種類あるようだが。
- GM
- 大きい方から「テーマカード」「シーンカード」「アクションカード」だ。まず「テーマカード」を1枚ずつ配る。
- 鏡4号(以下、PL3)
- 「テーマカード」?「System」にそんなものあったか?
- GM
- 無い。今回は「指輪物語風ファンタジー世界」とだけ決めておいて、それっぽい短文をこのカードに書いてもらう。好きに書いても良いし、ランダム表(別売)を使っても良い。目安として、カードの上1/3くらいの部分に記入してくれ。
- PL2
- 本家と違うにも程があるぞ。「物語の分割」はどうなった?
- GM
- 私(鏡)には、分割したい物語が特に無いのだ。第一、素人が考えた起承転結に付き合うくらいなら、小説でも読んでいた方が面白かろう。そこで逆に、物語の部品を各々作って、寄せ集めることにした(Metsys)。書け。
- PL1
- 書いた。「古き王国 が 自らの過ち で 破滅した」。
- PL2
- こちらは「陽気な小人族 が 辺境の村 で 暮らしていた」。
- PL3
- 「まっするな野蛮人 が 文明社会 を 旅していた」。おお、ハワード!
- GM
- 「魔王 が 魔法の指輪 を 作った」。よろしい、これら四つのテーマが世界の基本であり、担当するキャラクターの背景になるのだ。並べて、皆で想像に浸ろうではないか。その後で「シーンカード」を配るよ。
今回のまとめ
- テーマカード
- GM「魔王が、魔法の指輪を、作った」
- PL1「古き王国が、自らの過ちで、破滅した」
- PL2「陽気な小人族が、辺境の村で、暮らしていた」
- PL3「まっするな野蛮人が、文明社会を、旅していた」
(2)に、つづく。