新年のご挨拶

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平成二十四年壬辰(みずのえたつ)の新春にあたり、各位に心からの御慶びを申し上げます。本年も宜しくお願いいたします。

例によって年末年始は仕事が忙しいのですが、どうにかこうにか落ち着いてきましたし、幸い今年は体調を崩してもおりません。良かった良かった。

さて、肩慣らしに考察の練習でも。お題は「壬辰」。

」は「水の兄」で、勢いの強い水。「」は「土行」に属し、「水行」とは相克の関係とのことで、即ち「土克水」。これを治水のこと、と解釈したいと思います。昨年は津波や豪雨などで多くの被害があり、いまだ復旧は適っておりません。本年こそは、復旧、復興を成し遂げ、更には同規模の災害に対する備え(治水)を完成させるべき、と。占いは、善い方向に解釈するのが吉。

災害で犠牲になった方々は、結局は残された者の身代わりとして逝かれたのだ、と考えるのが良いでしょう。そして、同じ悲劇を繰り返さないよう工夫と努力をすることで、それを購うことができるのだ、と。いずれまた同じ規模の大津波がどこかに来た時、どれだけ被害を抑えることができるか、が大切なのです。

原発問題などは科学的に、冷静に対処すればよいことです。例えば毎日、きちんと出汁をとった味噌汁を食べるなど。それはそうと、あそこの使用済み燃料棒はどうなったのだろうか。新しい貯蔵施設を作ってでも、より安全に保管すべきと思いますが。廃炉を云々するより、そちらの方が先決であろうに。

正月がめでたい理由は、昔は全員の誕生日だったからとか、祖先の霊が帰ってくるからとか、日本建国の日だったからとか、諸説ありますが。過去を素直に反省し、新しい行動を考える機会でもあるはず。身近な問題から天下国家の大事まで、失敗を恐れず、野心的になってみるにも良い折です。

取りあえずの抱負としては、昨年中に終えられなかった論考でもとっととまとめたいところです。「ゴールデンルール」絡みは、あと四回くらいか知らん。小さい、小さい。いまはちょっと、先のことまで考える余裕が無いのです。

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