ここまで考察した通り、FEAR社が導入した「ゴールデンルール」とは、「極端なゲームマスター主導」と「ゲームデザイナー主導」とを指向しています。両者を不可分とすれば、全体のヒエラルキーは次のようになります。カッコ内は、若干の補足。
- ゲームデザイナー(の意図)
- ゴールデンルール(という遊び方)
- ゲームマスター(とそのシナリオ)
- ルールシステム(および世界設定)
- プレイヤー(とそのキャラクター)
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ここまで考察した通り、FEAR社が導入した「ゴールデンルール」とは、「極端なゲームマスター主導」と「ゲームデザイナー主導」とを指向しています。両者を不可分とすれば、全体のヒエラルキーは次のようになります。カッコ内は、若干の補足。
- ゲームデザイナー(の意図)
- ゴールデンルール(という遊び方)
- ゲームマスター(とそのシナリオ)
- ルールシステム(および世界設定)
- プレイヤー(とそのキャラクター)
今回は、本来の「クトゥルフ神話TRPG」(CoC)などのように、「ゴールデンルール」や「FEAR型成長点ルール」を用いていないゲームシステムの「遊び方」について述べます。そこでは、どのようなヒエラルキーが成立するのか、というと、厳密には「ヒエラルキー」にはならないのだけど。