仕事に専念する内に十日ほども経ってしまいましたが、先月29日に第13回クトゥルフ・オンリーコンベンション(CoCon)にてTrail of Cthulhu(ToC)を遊んでまいりました。
ご参加下さった四名のプレイヤー各位には、一日楽しく過ごさせて下さいましたこと、心から感謝申し上げます。他方、参加枠の上限を超えたためにご参加いただけなかった御一方には誠に申し訳なく、またの機会がありましたら、次こそご一緒できれば幸いです。
さて、そのToCプレイ。プレイヤー各位の自由な(=自分で決めた)行動によって、あらかじめ複数想定していた展開の、いずれとも異なる成り行きとなりました。私にとっては、まさにゲームマスター冥利に尽きる過程であり、結果。プレイヤーにとってゲームマスターの思惑が分からないように、ゲームマスターにとってもプレイヤーが何をしでかすのか分からない。そういう状況下で緊張感に満ちたゲームプレイを楽しませていただきました。
反省点も色々ありました。ルールシステム運用の勘所は、ある程度掴めたつもりでしたが、それを実際のゲームプレイに活かせるほど馴染み切れてはいませんでした。とりわけToCにおける情報収集の特異性には、まだまだ研鑚の余地があるようで、今後の課題としたいところです。
そのようなゲームプレイの内容をレポートとしてまとめるか、現在悩んでいるところです。公開するとしても、ひどく簡単な抜粋程度にしかしないでしょうけど。どれだけ細かく書いたところで、参加者がその現場で味わった面白さが伝わるわけもありませんし。
最終的には、ToCのプレイ体験から見た、BRP版「クトゥルフ神話TRPG」(CoC)の特徴なども考えてみたいところ。そもそもCoCから最もかけ離れたToCに手を出したのは、それが目的ですから。そして、ゆくゆくは、その時々の気分などで、両ゲームシステムを使い分けていきたいところなのです。