会話型RPG論考サイト「Analog Game Studies」(AGS)が開設されました。心からお祝いを申し上げますと共に、今後の活動への期待を表します。
AGSには現在でも、代表の岡和田晃さんをはじめ、幾たびか意見交換をさせていただいた高橋志行さん(のブログ)他、計11名もの参加者が登録されております。既に二件の論考が公開されていますが、今後も多くの論考が加えられていくものと思うと、楽しみでなりません。末永く発展されることを、一読者としても念願しております。
さて、何についても重要なことは、自分がやることについて、誰もが自分の頭で考えること、と私は考えます。仕事であれ、趣味であれ、他人の意見を参考にするにしても、最終的には自分で考え、自分で決断し、自分の責任で行動する。これを私は「自由」と呼びます。その反対は、自分ではなく他人(偉い人)に行動を決めてもらい、「管理」されることです。「管理」は「楽(らく)」ですが、「楽しい」ことではありません。
AGS参加者各位による「自由」な活動は、他の「自由」なるサイト同様、会話型RPG(私がいうところの卓上RPG)の発展に寄与するものと信じております。時には、掲載された論考にあてて、私からも意見を寄せたいと思っております。ある者の「自由」と他の者の「自由」とは、時に争うことで、多面性を確認し合うと共に、更なる新しい可能性までも生み出しますので。
最後に気になることをひとつ。現在のところ、(例えばxenothさんからの)トラックバックが表示されていないようです。外部からの様々な見解が寄せられることを思うと、表示された方が便利になると思います。運営方針に差支えなければ、ご一考願いたいところです。一応この記事から、実験的に記事「ごあいさつ」へトラックバックを発信しておきます。受信されないかも知れませんが。