安倍晋三首相が辞任を表明されました。拉致問題に対する見事な手腕、官僚やマスコミの不正に対する毅然とした態度などを拝し、応援してきた私としては残念でなりません。
辞任せざるを得なかった背景、どのような駆け引きがあったのかは、容易に想像できます。国家=国民を守るためには仕方なかったのかも知れません。最悪、戦前の国連脱退に類するダメージを受け兼ねないところだったわけですから。
何より口惜しいのは、これで一番得をしたのは誰か、ということです。安倍首相を最も敵視していたのは誰なのか。そしてその者の利益のために、官僚も、野党も、マスコミも、更には国民の少なからぬ者も居力した、ということです。
結果論とはいえ、先の参議院選挙では事実上、金正日を支持した人間が大勢いた、ということですわな。その責任は国民全員で贖うことになるでしょう。