Role & Roll誌Vol.28(p.11)によると、Chaosium社のクトゥルフ神話辞典『The Encyclopedia Cthulhiana』の日本語版が、『エンサイクロペディア・クトゥルフ』の名で出版されるそうです。素晴らしい!
この辞典、私がシナリオを作る時などには大変お世話になっていて、小説ファンは元よりCoCのRPGファンにもお奨め、いや必携!…と言いたいくらいのものなのですが。ペーパーバックサイズとはいえ440ページ以上もの英文では、大きな声でそう言い難いのが悩ましいところでした。もちろん私自身も英語は苦手ですから、一読者として、翻訳者の坂本雅之氏と発売元の新紀元社には心から感謝するところです。
値段も税込1,890円とのことで、ボリュームから考えれば格安です。あらゆる意味で「必携」の名が相応しい書となってくれるようで、来年2月の発売を心待ちにしたいと思います。