このカテゴリーには、Call of Cthulhu RPG(=旧クトゥルフの呼び声RPG、現クトゥルフ神話TRPG)関連の文章を書いてまいります。初っ端は、まず新作紹介。
先月のことですが、「Malleus Monstrorum」のLimited Editionを購入しました。
何といっても、凄いボリュームです。独立種族61、奉仕種族70、その他のクリーチャー5、グレート・オールド・ワン70、外なる神36、化身64、旧き神9、グレート・ワン9、その他の神格8、超自然の存在13、自然界の生き物36と、計381のデータが載っています(ちなみにクトゥルフ神話TRPGルールブックのデータ数は98)。いやはや圧巻。
更に洒落ているのはそのイラストで、「クトゥルフ神話TRPG」ルールブックのようにクリーチャーや神格がマジメに描かれているものは一つもありません。「大いなるクトゥルフ」ならマヤ文明の写本に描かれた姿、「シュブ=ニグラス」では“黒山羊”と題された彫刻(焼失)の写真、「黄衣の王」ならベルリン公演時のポスター、といった類です。もちろん、ほとんどすべては捏造品(^^;)で、おそらく(本来の意味の)ハンドアウトとして作成されたものなのでしょう。…というか、拡大コピーをとって、そのままプレイに使えそう。
このLimited Editionは10月末までの限定販売ですが、今月下旬には通常版が発売される模様。ファンにとってはまさに垂涎物ですから、是非入手をお奨めします。まさに一見の価値あり!
…無論、プレイで使うかどうかは諸賢のご判断次第ですよ。私ゃ使いたいけど。