言葉や暴力などによって不利益を与えられた場合、キャラクターは「ダメージ」を受けます。プレイヤー用キャラクターが受けたダメージは、プレイヤーの手札によって表現されます。
ダメージを与えるには、そのための行為判定を対抗させ、どちらかが勝利しなくてはなりません。対抗に敗れたキャラクターのプレイヤーは、勝者の成功度と自分の成功度との差と同じ枚数のカードを、手元に伏せて置きます。どのカードを伏せるかは自分で選べます。これらのカードは捨札となったわけではありませんので、その分の補充はできません。
ダメージを表すために伏せられたカードは、手札として回復されるまで、行為判定に用いることができなくなります。手札に残っているカードは、通常通り用いることができます。
手札から四枚すべてのカードが伏せられた場合、キャラクターは死亡するか、「死んだも同然」となります。洗脳される、発狂する、体に大穴が開いて崖から落ちる、などの具体的な末路は、ダメージを受けるまでの経緯から判断し、プレイヤーが自分で描写して下さい。
手札から四枚すべてのカードが伏せられ、奥の手札も一枚も残っていない場合、キャラクターは本当に死亡します。
なお、手札が無くなる前に降参したり逃げることも可能です。念のため。