5. 特殊装備の決定

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キャラクターは、任意の「特殊装備」を、最大四つまで持つことができます。持たなくても構いませんし、ゲームプレイ中に追加することもできます。

「特殊装備」は、ルールシステム上の優遇措置を受けられますが、それ自体は普通の物品です。それを他のキャラクターが手にしても、「特殊装備」としては使用できません。何故それが「特殊」なのか、「愛用の...」「先祖伝来の...」「神の祝福を受けた...」などの理由づけをすると良いでしょう。

各スートにつき、「特殊装備」名と「その効果」とを、一つずつ指定してください。

同じ「特殊装備」を複数のスートで指定することもできます。その場合、すべてのスートで同じ効果としても、スートによって異なる効果としても構いません。「その効果」は、その物品で可能なことなら何でも指定できますが、どれほどの効力かはルールシステムで決められます。

例えば「愛用のナイフ」なら、スペードに効果「攻撃」だけ、でも良し。あるいは、スペードに「攻撃」、ハートに「防御」とすることもできます。「神の祝福を受けた針金」なら、クラブに「鍵開け」、ダイアに「攻撃」など。ナイフでの攻撃でも、針金でも、ダメージは判定次第です。

「特殊装備」は、シナリオごとに変更できます。ゲームプレイの最中に、必要になった時点で所持していることにして構いません。

ただし、行為判定の最中に、失敗を成功に変えたり、成功度を上げたりしようとして急遽得ることはできません。また、ゲームプレイ中にそれが失われた場合は、そのシナリオが終了するまで、新しい装備に変更することもできません。

なお、基本装備や専門装備の所持等は、ゲームプレイ中に随時判断されます。あらかじめ記録用紙に記載する必要はありません。

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